ほったらかしのシンビジウムの植え替え!用土と植え方の紹介

ほったらかしのシンビジウムの植え替え 植物図鑑

一応水やりと日光に当てるのはやっていましたシンビジウム。

ただ、根詰まりしてきているよなあと思いながらもほったらかしで現在に至ります。

本当は3月~5月までが植え替え時期なんですよ。ただ・・・本日6月1日。

まだ大丈夫でしょう!ってことで植え替えしました。植え替えというと株分けと一回り大きな鉢に植え替えるのがありますが、今回は一回り大きな鉢への植え替えです。

ちなみに先に言っておきますが植え替えをするときは6~7日ほど水やりを控えるとシンビジウムの株が抜きやすくなるのでおすすめです。

シンピジウムの植え替え【用土編】

シンピジウムっていろんな種類の土を使って植える方法があって、正直迷います。

種類としてはミズゴケ、バーク、鹿沼土、軽石などなど。

土の種類 土の性質
ミズゴケ 水持ちがよくて鉢の中に空気を多く含むが、冬場の低温で鉢全体が冷えミズゴケが乾くのに
時間がかかり、根が腐る原因になることも。
バーク 排水性に優れるが、逆に言うと保水力が低く、頻繁に水やりが必要。
鹿沼土 保水力はミズゴケよりも低く、バークよりも高い。ミズゴケとバークの中間で
乾く速さはミズゴケより早くてバークより遅いという、これもミズゴケとバークの中間です。
また、無機質なので腐ったりカビが生えないので頻繁に植え替える必要がない!
軽石 通気性、排水性に優れる。他の土といっしょに補助的に使われる。

鹿沼土めっちゃいいじゃーん!って思いましたが、今回は初めてなのでホームセンターに売っている洋ランの土を使いました。

洋ランの土

軽石中粒・ヤシガラチップ・洋らんバークが入ってます。

シンビジウムの植え替え【道具編】

植え替えに必要な道具

植え替えの時に必要な道具は

・一回り大きな鉢

・はさみ(根を切る用)

・土入れ

・トレイ(根を切ったりするときに地面に散らばらなくて便利)

植え替えの方法

シンビジウムの株

1.鉢から株を抜く

根がぎっしりシンビジュウム

ぎっしり詰まっているとなかなか抜きづらいです。なるべく株の根本を持ち、多方向から引き抜いてみましょう。鉢を逆さにして鉢の底をコンコンと叩いてみたりもいいです。

2.鉢の大きさに合わせて根を切る

シンビジュウムの根をカット

新しい鉢に収めるのに根っこが高すぎる場合は根の下部を全体の1/3ほど水平に切ってあげましょう。

今まで根の間に挟まっている軽石もできるだけ取り除いてあげるといいですね。

3.鉢底に用土を入れる

2㎝ほど用土を入れます。

4.株を鉢の中に置いてみて、高さを調整し植える位置決めをする

株が鉢の縁と同じくらいの高さになるように調節します。その時新芽が伸びる方向にスペースをあけて位置を決めます。

5.根っこと鉢との間に用土を入れていく

植える位置が決まったら、根っこと鉢との間に用土を入れていきます。ときどき鉢をたたいて(少し上に浮かして落とす感じ)用土を落ち着かせます。

6.植え込み作業終了

十分に水を与えて4~5日は風通しが良く明るい日陰に置いておくといいです。

熱すぎる晴天の日に外に出しっぱなしはNGですよ。

使い終わった土の処理方法

以前に植えこんであった土やバークなどの植え込み材料はどのように処理すればいいでしょうか?

土は市の回収の時に捨てることができません。持ち家で庭があれば花壇に撒いておけばいいですが、マンションの場合そういうわけにもいかず・・・困る方は多いと思います。肥料や土を買った時にホームセンターや園芸店に聞いてみるのがいいでしょう。また、有料にはなりますが残土処理の会社に問い合わせてきいてみるのも一つの方法です。

ミズゴケ・・・水気を切って可燃ごみで捨てる

バーク・・・水気をきって可燃ごみで捨てる

軽石・・・不燃ごみ

鹿沼土・・・ホームセンターや園芸店に聞いてみる

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